【番外編】研修旅行で行った『吹割の滝』

 

平成23年11月28日〜29日、久しぶりに研修会を兼ねた支部の忘年旅行会を実施し、技術研修会はFMバルブ製作所様のご厚意により工場見学※を、その後伊香保温泉にて少し早い忘年会を行い、翌日29日に足を延ばして、群馬県利根町にある「吹割の滝」に行ってきました。

※技術研修会の模様はこちらから

 

こちらの滝、昭和11年12月16日文部省より天然記念物に指定され、高さ7m、巾30m余に及び、こうこうと落下、飛散する瀑布は、東洋のナイアガラと言われています。凝灰岩、花崗岩の河床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸食し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、「吹割の滝」の名が生まれたそうです。

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吹割の滝には、竜宮伝説があるそうで…、昔から、滝壺は竜宮に通じていると言われ、村の祝儀など振る舞い事には、竜宮からお膳やお椀を貸してもらう習慣があったそうです。手紙を書いて滝壺に投げ込むと、翌朝、頼んだ数のお膳やお椀が岩の上に置いてあった。そして返すときはお礼の手紙を添えて元の岩の上に置くと、いつの間にか見えなくなり竜宮に返されていたと言います。ある時、数を間違えて一組だけ返し忘れてしまったところ、それ以来いくら丁寧に頼んでも貸してもらえなくなったのだそうです。(沼田市東部商工会HPより抜粋させていただきました)

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この迫力ある景色は、散策コースに従い、約1キロ以上のかる〜い山登りをしないと見ることができません(ちょっと辛かったW)

写真でお分かりいただけますでしょうか?とにかく水がきれいで、光の加減で、エメラルドグリーンに輝く景色は感動ものです!

 

ぜひ、皆さまも一度足を運んでみてはいかがでしょうか!

 

「吹割の滝」へは

・列車の場合

 JR沼田駅から関越交通バスにて老神温泉経由、鎌田・戸倉・大清水行きで追貝、吹割りの滝まで55分

・車の場合

 関越自動車道 沼田ICから国道120号線で約18キロ

 

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東京の名水探訪Ⅲ 『等々力渓谷』

 

前からずっと気になっていた等々力渓谷を訪ねて来た。

ここは東京都名湧水57選になっているところで、23区内唯一の渓谷である。等々力渓谷は東急大井町線「等々力駅」から等々力不動尊までの谷沢川沿いの約1キロメートルのことをいう。遊歩道が整備されている。

等々力不動尊の駐車場に車を止めて境内の横から急な階段を下りて行った。都会の閑静な住宅街の真ん中のこのような自然が残っていることに感動した。下には稲荷堂がある。横に不動の滝が目に飛び込む。数千年前から流れ落ちる滝の音が轟いていて、等々力渓谷(轟き)の由来となっているのだそうだ。時々、修行僧が邪気を払いに水行をしている姿を見るという。

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遊歩道を上流に向かって歩いて行くと左側に水を汲めるところがあった。崖側から流れ落ちる湧水を竹筒で集めている。

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看板に煮沸してから飲んでくださいと書いてある。結構ペットボトルに詰めて帰るひとが多いのだろう。

さらに上流に向かって歩いて行くと矢沢川にかかる橋の向こうに横穴式古墳があった。

これは古墳時代から奈良時代(7世紀後半から8世紀)のもので大人の男女と子供の人骨やガラス玉などの装飾品の出土があったそうである。そんなことから等々力渓谷は最近、話題のパワースポットになっているそうだ。

途中の川面に鴨が3羽、ゆっくりと泳いでいた。鴨だけではなく人にとってもこの自然が守られて行くことを願わずには要られない。さらに進むと上に大きな橋がかかっていた。この橋は玉沢橋といい、上には環状8号線が通っている。通行量の多いところにあり、6車線もある大きな橋で近代的な建造物と自然の景観がミスマッチしているのが印象的である。

この先のゴルフ橋のところで歩き引き返してきた。冬の寒い日の午後であったが楽しい散策が出来た。次は真夏の暑いころに来て涼んでみたいと思った。

 

2011年2月 「東京都支部だより」 から

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